森田大輔ブログ
2020.12.26 森田大輔ブログ
読書アウトプット/人間というもの(著者:司馬遼太郎)
大好きな司馬遼太郎さん!
司馬遼太郎さんが書かれた様々な本からの名言集です。
秀吉、信長、竜馬、西郷、等
たくさんの魂の言葉が詰まっています。
ただただ、志の章に感動しました。
面白いのが、様々な観で書かれているため、
志の高さで男の価値が決まる!
という内容もあれば
欲望の大きさだ!という言葉もあり、
時代によって変化する価値観を感じ取れる本です。
この本を読むと
「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「播磨灘物語」が読みたくなりました。
なんか、年末から信念に向けて熱く燃えています!
やっぱり、本を読み、感じるってすごいです。
出版社/著者からの内容紹介
人の世とは何か。人間とは、日本人とは――国民作家・司馬遼太郎が遺した珠玉の言葉の数々。心を打つ箴言と出会えるファン垂涎の一冊。「人の運 命は九割は自分の不明による罪だ」(『竜馬がゆく 六』)、「ある人物をひとに観察させるとき、よほどの器量の者にそれを見せなければ印象をあやまる」 (『夏草の賦 上』)、「一世をうごかすには、人気が必要であるであろう。が、同時に一世をうごかすには、まったくひとから黙殺されているという在り方も 必要であるかもしれない」(『花神 下』)――『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『菜の花の沖』などの膨大な作品群によって、人間とは何か、日本とは、日本人 とは何かを問いつづけた国民作家・司馬遼太郎。本書は、数ある名作・名随想のなかから、混迷の現代社会を生きる上での道標とすべき珠玉の言葉を、テーマ別 によりすぐった箴言集である。
歴史・文明への透徹した洞察、人間への温かく、そしてたしかな眼差し……。司馬文学の魅力を濃密に凝縮したファン垂涎の一冊であるとともに、司馬作品に初めて触れる若い世代にもお薦めしたい好著である。