森田大輔ブログ
2020.12.21 森田大輔ブログ
読書アウトプット/創発的破壊 未来をつくるイノベーション(著者:米倉誠一郎)
本ってやっぱり、素晴らしい。と思えた本。
未来をつくるイノベーションの考え方で、
エネルギー問題、TPP問題、少子高齢化問題への提言に
本気なのはもちろん、魂の叫びを感じた。
ボランティアよりも自立支援でのお話では、
魚を持ってきてくれる人はありがたいが、
魚の釣り方を教えてくれる人はもっとありがたい。
という分かりやすい例えを用い、ソーシャルの本質を教えてくれた。
最後に、ウィンストン・チャーチル 元英国首相の言葉を引用し、
締めくくるあたりも素晴らしい。
“A pessimist sees the difficulty in every opportunity; an optimist sees the opportunity in every difficulty.”
悲観主義者はあらゆる機会の中に困難を見つけるが、楽観主義者はあらゆる困難の中に機会を見いだす。
松下幸之助さんの
コスト削減3%は難しいが30%は可能。
という話も印象的。
というのは、3%というと、小手先のコスト削減に走るが、
30%というと、イノベーションする以外に方法が無いからだ。
色々な先人の知恵を吸収しつつ、
ひたすら実践を繰り返そうと改めて決意。