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2020.12.18 森田大輔ブログ

読書アウトプット/経営者のノート~会社の「あり方」と「やり方」を定める100の指針~(著者:坂本光司)

外に目を向けるより、中に目を向ける。
確かに!
色々な地方に行く度に、うちには何も無いと言われるが、どこにでも宝は眠っている。
そして、会社にも人材という宝が眠っている。
そう気付かされる1冊です!

【要約】

どんな組織体であれ、そこで行われる活動や事業は目的、手段、結果の3つによって構成されている。
最も重要かつ大切なものは活動目的。
目的とは、何のために、誰のためにといった、その活動の原点であり使命である。

業績や勝ち負けの手段で人を使うと、価値ある仕事はしてくれない。
逆に、真に大切にされていると実感した人は、組織のために一生懸命になってくれる。

5方良しの幸せを最大目的にし、この5方が幸せが実感できる経営が正しい経営。
①社員とその家族
②社外社員とその家族(取引先や協力企業等)
③現在顧客と未来顧客
④地域住民、とりわけ障がい者等の社会的弱者
⑤株主・支援機関

良い経営理念がない企業、理念が浸透していない企業は、方向舵の無い船と同じ。
経営理念は、全社員をはじめとする関係者が共感・共鳴できるような、心に響く内容でなければならない。
心に響く理念が無いと、社員も顧客も集まらない。

社員を幸せに導く決断。
決断は経営者の使命であり責任である。決断に際しては、損得や勝ち負けではなく、どうするのが正しいことなのか、自然なことなのかを基準とすべきだ。

経営者や経営幹部は「問題」について口にするが、そもそも未来のあるべき姿と現状を、定量的にとらえられていない。
まず問題を正しく認識しないと、社員が組織のためにどう働けばいいかわからなくなる。

今後、日本の労働人口は1000万人前後減少する。
こうした構造的労働力不足に対処するため。高齢者、女性、障がい者、外国人に注目が集まっている。
これも重要だが、今働いている社員の能力発揮度を高めるほうが重要。

企業の最大の商品は社員である。なぜなら、価値ある商品やサービスを創造・提案してくれるのは社員だからだ。

人の幸せは4つあると言われる。
①人にほめられる
②人に必要とされる
③人の役に立つ
④人に愛される
この4つは働くことによって得られる。

真のリーダーであろうとするなら、「悪しき制度・習慣に、嫌な思い、苦しい思いをするのは、自分が最後にする」という強い信念で、仲間や子ども、孫たちのために創造的破壊をしよう!

執筆者坂東靖也

大阪生まれ。ホームページ制作会社に就職後、WEBマーケティング会社に転職。主にSEM領域のサービスにて100社以上のクライアントを支援。最近スノーボードとハンググライダーを始めました。

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